2、3年前、代々木公園で行われたEarth Dayで、初めてその存在を知りました。
歩いていると、ある団体から署名を求められ、説明を聞いてみると、どうやらチベットの支援団体の人たちで、1989年、ダライ・ラマに次ぐ高僧、パンチェン・ラマ10世が亡くなったことにより、ダライ・ラマ14世の承認を得て一人の少年を後継者として選び出したにもかかわらず、中国政府はこれを認めず、少年を家族ともに捕らえ、どこかに連れ去ってしまったらしい。当初この問題を否定していた中国政府は、1996年、中国当局による連行であったことを正式に認めたそうです。
そもそも、パンチェン・ラマという人物がいるということも知らなかったし、チベット問題についても、ざっくりとした知識しかなかったので、イザベル・ヒルトン著「高僧の生まれ変わりーチベットの少年」という本を読んでみました。
チベット領土は自分たちの一部であると主張している中国政府は、ダライ・ラマ14世率いる亡命政府の意見を認めず、自分たちのやり方でチベット政府に圧力を掛ける。
本を1、2冊読んだだけでとても意見することは出来ないけど、具体的に2カ国間でどういった問題が起こっているのか知っただけでもショックでした。連れ去られた少年、ゲンドゥン・チェーキ・ニマの消息は現在もまだ不明のようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿